平成2456日(日)13:3015:30

 1回例会

   ◇場 所:京都音楽院 7704

        京都市中京区御池通河原町東入 御池阪急ビル

        (京都市営地下鉄 京都市役所前駅徒歩1分/京阪三条駅徒歩5分)

   ◇参加費:場所代(9,450円)を頭数で割った金額。

        一人500円でした

   ◇内 容: 1.発会にあたり、総会的なこと

        2.自己紹介代わりの一発芸大会

   ♪多彩な、個性的な皆さんが自分の「芸」を披露し、

    それぞれの良さを認め合う…という楽しい会になりました。      

 

 

2012825() 13:3016:30

第2回例会

   ◇場 所: 京都市上京区の東光寺

   ◇参加費: 一人300

   ◇内 容: 実践現場でやっていることの理由を

              言葉で説明できるようになる方法

        ~絶対に「説明できるようになる」という保障は無いけれど

                      私の場合の試行錯誤の過程~

   ◇話題提供者:高石公資さん

 ♪感想より

 「『枠に当てはめるだけの音楽療法ではなく、自分で説明出来るセッション

  を考える』というのはまだまだ音楽療法をはじめて長くやっていない私で

  すが、自分自身の行っているセッションや音楽療法に対して再考察し再確

  認するとても良いきっかけになりました。」

 「資料の最初に『当日、私の話を聞いて、その日の夜、あるいは2,3日後

  に、まだあなたの中に残っているイメージがあれば、好印象であっても悪

  印象であっても、それがあなた自身の価値観を確認するためのキーになる

  ことがらなのだと思います。そこから、あなた自身の臨床実践者としての

  基本理念を明確に言語化する第一歩が始まるのです。』とありました。 

  例会からしばらくたちましたが、皆さまいかがでしょう?「基本理念」

  言語化できました~?」

2012年11月18日() 13:3016:30

第3回例会

   ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

   ◇参加費: 一人50

   ◇内 容: 続けることにこだわって 被災地支援の音楽活動について

   ◇話題提供者:水上恵美さん

 ♪感想より

 水上さんの「続けることにこだわって」のお話、本当に有り難うございました。8月の研究会で、高石さんが「2,3日経っても心に残っていたら」というお話がありましたが、ずいぶん経った今も、水上さんのお話が心にしっかりと残っています。柔らかな声で語られる水上さんのお話に、「同じ京都の今ここに、そんな音楽療法の仲間がおられるのだ!」と、驚き、そして頭が下がる思いで一杯でした。その時から少し経ち、テレビに映る被災地の様子を、今までとは少し違う気持ちで見ている自分に気がつきます。チャリティーライブ、きっと聴きに行きたいです!それともう一つ、北田さんがブログで書いておられたけど、『色んな所での「支援」とつながるのではないかなあ』ということを、とても感じました。
 音楽療法を続けるなかで、いろんなことに悶々としていますが、何か少し光りが見えて来るようなそんな気持ちにさせて頂きました。本当に有り難うございました。
 そして、この研究会の皆さんはとても仲が良いな~と、それってムチャクチャ素晴らしいことやな~と、そんなことを感じて帰りました。


2013年1月6日() 13:3016:30

第4回例会

   

   ◇場 所: やさしい音色たちの集い yuj(ゆじゅ)   

   ◇参加費: 一人300円   

   ◇内 容:ハンマーダルシマーミニコンサート&

        これまでの音楽療法活動について&ダルシマーレクチャー

   ◇演奏及び報告   稲岡大介氏 (http://www.inaokadaisuke.net/)

 ♪感想より

《会場を貸していただいたHさんより》

yuj(ゆじゅ)に来てくださった皆さん、ありがとうございました。

例会とはいえ、町中でない判りにくい処へ電車を乗り継いで足をはこんで戴いて感謝です。

 あの音色は是非yujで聞いて戴きたいという私の思いが叶って、嬉しい一日でした。

yujはサンスクリット語で『結びつき』という意味があり、ヨガの語源でもあると聞いています。日頃は、ハンマーダルシマーと指でつま弾く小さな弦楽器の教室として使用しています。

2010年にダミアン先生にシターコンサートをしていただき、今回稲岡さんにハンマーダルシマー。あの空間は、弦楽器の優しい音色がよ良く合う事を再確認しました。

今のそしてこれからの私自身の音楽との関わりの大事な役目をしてくれる、そんな場を大切にし、新たな『結びつき』が広がって行く事を願っています。

皆さんからの、「こんな事したら?」「こんな事したいんやけど」とかのお声も大歓迎です。そして、息子のような気持で応援している稲岡さんのコンサートもどうぞよろしく!です。


2013年3月31日() 13:3016:30

第5回例会

   ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

   ◇参加費: 一人60円

   ◇内 容: 「グループを、ひっぱらずにみんなで生き生きすることについて考える

                ~PCAGIP(ピカジップ)法という事例検討を通して」

   ◇話題提供者:北田朋子さん

 ♪感想より 

 とても興味ある内容になりました!!そしてとても大切なことだと思いました。日常的に色んなことに悩まされ、追われ、置き去りにされてることetc…こういう機会があるとなぜかほっとします。(I.M)

 休憩で帰る予定が帰れなかったです。この会の空気が好きです。(K.K)

 『ファシリテーター』ことばは知らなかったけど、まさに私が求めていたもの!!仕事でも家庭でもバンドでも、この人のためなら「しゃないな~」と思わす人(笑)。結局は実力がなければ、そんな人物にはなれないかな~ いわばジョージ秋山の漫画『はぐれ雲』の旦那みたいな人。30年以上も憧れ続けていますが(笑)。(T.H)


2013年5月12日() 12:0019:00頃

第6回例会

   ◇場 所: Iさん宅

   ◇参加費: 一人300円

   ◇内 容: 「歌と人生とおしゃべりと

                ~中高年の方々の歌のライブリハーサル見学」

   ◇バンドスタッフ:井上みちよさん他3名

 ♪感想より  

いやぁ~、出演者お客さん共々皆さんとても幸せな顔。個性あふれる方々が、どうどうとあるいは少し緊張して(でもそれもとてもほほえましい)歌われましたね。先週のリハーサルにお邪魔した時にお会いした方々がステージ用の衣装を身に纏い、よりステキに!

井上さんのごく自然で暖かい歌声から始まり、どの方もいい雰囲気でした。

こういう言葉はあまり良くありませんが、『発表会』では見ている側が『どん引き』してしまうような事もよくあります。

今日、聞かせていただいた <どの方もいい雰囲気> というのはとても大事だと思います。そしてそれは大変難しい事ですよね。

そういう<雰囲気>を創っておられるのは井上さん。そしてそこに協力してバック演奏された研究会の面々。

出演者が一番輝く時間をサポートされてるその様子が、一週間前のリハーサルを見せていただいていたからよけいに伝わってきました。

前回と同じ曲を違う人が歌われる場合、その方の雰囲気に合ったパーカッションを使うという事をKさんからお聞きしていました。なるほど。

出演者の家族だけでなく固定ファンがおられるというのも、良くわかりました。

出演者の方のお一人が話しておられたこと。「この曲を歌いたいと思って練習し出したが、途中でとても無理ですと先生に言ったら『それを決めるのは私です』と言われた」と。私にはその言葉ズンと響きました。『歌いたい曲』を諦めずさせず実現できるように導くすてきな先生。きっと追いつめずに、その方の

気持に寄り添ってゆったりと作り上げてこられたのでしょうね。

歌い終わった時の満足そうなその方の顔。先生とのゆらぎの無い信頼の賜物だと思いました。 

私も、固定ファンの一員に加わらせてもらおう!     (当日も来られたH.Yさん)


2013年8月11日() 13:3016:30

第7回例会

   ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

   ◇参加費: 一人100円

   ◇内 容: 「音楽療法の多様性を考える(シリーズ!?)

                      ~なかんとそらの相互作用~」

   ◇話題提供者:大空倫子さん、北田朋子さん

 ♪感想より  

 みんなの前で、テーマを決めずにしゃべるっていうのも、見てる方はワクワク、本人はドキドキ、だろうなあ。と思いながら、私は見てる方なので、もちろんワクワクしながら月例会に参加しました。

 きたさん、そらさん、二人ともいつもは「話を聞いてくれる人」。その二人が二人して話をするひとになり、前に座っている図がなんだか面白かったです。

 「テーマを決めずにしゃべる」つまりは雑談。だから参加者もいつもよりも気楽に聞いて、気楽に発言もできたように思います。「いいひとでなくなったきたさん」なんて表現は、もちろんうちわでの話意外には登場しないでしょうが、雑談というスタイルの気軽さから、あの人数の中でも出せたのだと思います。話は双方向になって、色んな人の考えがそこに入って広がっていくし、自分以外の人の見かた考え方が見えてきて、また新しい発見があったり。と、こうやって文字にしてしまうとなんだか堅くなってしまいますが、実際は会場で始終笑い声が響いていて、楽しい中、時間があっという間に過ぎて行きました。いっぱいしゃべっているうちの8~9割はなんでもないことだけど、たまにすごいアイデアが出たり、一人だと行き詰っていたことに思いがけない打開策が見えたり。一人一人が色んな考えを持っていてもすべてよしとしてしまえる。

 あ、これって、大事なのはやっぱりコミュニケーションよねえ、ということなのかもしれません(^_^)。

 

2013年11月24日() 13:3016:30

第8回例会

  

  ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

  ◇参加費: 一人130円

  ◇内 容:「音楽に触れることによる『心の変化』を感じる実験」     

  ◇話題提供者:友寄 広さん 

♪感想より   

 とっても楽しい時間でした!実は、「最初の一音を出す役」を頼まれていたので、どうなることやら…、と少し心配していた即興の時間でした。が、いざ音を出してみると、いろんな音が重なって、一人では決してたどり着けない、「今ここ」だけの音楽が生まれ…。「まだまだやりたい。もっと違う楽器でやってみたい」と、どんどん楽しくなっていきました。友寄さんのすばらしいプランのおかげで、そんな楽しさに加えて、普段の自分とは一段深いところで向き合う、大事なひとときも過ごすことができました。私の場合は、即興をする前はガチガチだった頭に、即興後には、なんとも不思議なゆとりの気持ち、「遊び」の部分のようなものが生まれていました。   最後のミニライブも素敵でしたよ♪ 続編、期待してます!


2014年4月6日() 13:3016:30

第9回例会

   ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

   ◇内 容: 1.きただのザルツブルク体験報告〜オルフ研究所ってどんなとこ

        2.“理想の音楽療法”

   ◇話題提供者:1.北田朋子さん

          2.友寄広さん

 ♪感想より 

 いや~っ! 北田さんがこの先、京都に帰ってきて何を始めるのか楽しみですね~

思い立ったら、あと先考えず北九州でも、ザルツブルグでも、どこでも飛んでいく!その行動力にはたじろぎ頭が下がります。きっとこの2,3年の勉強が貴女の細胞の隅々に入り込み、新たな展開が起こるでしょう!たとえ無一文で京都に戻られても心配ない心配ない!たぶん(笑)


2014年11月23日() 13:3016:30

第10回例会

   ◇場 所: 京都市東山いきいき市民活動センター

   ◇参加費: 一人40円

   ◇内 容:音楽療法における視覚刺激の効果   

   ◇実 践:板谷 優子さん

    伴 奏:井上 みちよさん

 ♪感想より  

 振り返って思うのは「色」がキーワードだったと言うことです。

 まずは東山の紅葉の「色」です。窓から見える銀杏の「色」も光が刻々と変わる午後の時間帯で『紅葉』をゆったりと歌いながら百均で買われたという紅葉でも、実際の紅葉がイメージ出来ました。
 セッシ ョンが始まってからは、主セラピストの板谷先生の服装の「色」の変化に引き込まれました。そして先生の醸し出される「色」気にも圧倒されました。さらにそれ以上に感動したのは先生の声の「色」です。語られるとき、歌われるとき、演じられるときの
それぞれに変化しながらもいつも私たちを安心させてくださる「色」でした。
 また伴奏者の井上先生の音「色」で、音楽療法の伴奏者として目指すべきすべてをお教えいただいたような気がします。アップライトのピアノがこんなに効果的に使えるのだとびっくりしました。(譜面台にピアニカをおいて演奏されることも新しい発見でした)
それは先生がまるで板谷先生が言われるようにバスの運転手の様に私たちを安心して音楽の旅に運んでくださったからだと感じました急ブレーキもかけずに常に主セラピスト(まるでバスガイドのような)の動きを感じながら、さりげない補助もしながら演奏を続けてくださいました。特に左手をピアノで奏で、、右手でピアニカを吹奏された『旅の夜風』の伴奏には鳥肌がたちました。
 感謝の気持ちがいっぱいなのは、セッションをしてくださった先生がたはもとより、参加者の皆様の暖かい心の「色」があったからです。
初めての参加の私は緊張と不安でしたが、優しく受け入れていただけた ことで、楽しくセッションに参加できました。
この3時間がわずか40円とはびっくりです。0があと二つくらいあってもおかしくない充実した気持ちでした。
 まだまだ書きたいことはありますが、また次回の例会でもっと多くの会員の先輩方と出会えることを楽しみにして感想を終わらせていただきます。ありがとうございました。